「あれもこれも食べちゃダメ」から、
「あれも食べられる!」
「これも食べられる!」へ。
自分自身が小麦が食べられなくなった約8年前、
一組の親子との出会いがありました。
小さな男の子は、首から
「ぼくはあれるぎーがあります」
というプレートを下げていました。
その日、一緒に作った米粉の蒸しパンを前に、
懸命にお母さんに
「これ、たべていいの?ぼく、たべていいの?」
と聞く男の子。
「食べていいんだよ」という
お母さんの目には、うっすらと涙が
浮かんでいました。
そして、口いっぱいに蒸しパンをほおばる男の子と、
それを見守るお母さんのあたたかい笑顔。
活動の原点は、いつもここです。
食べられることで広がる未来。
お米を通じた社会貢献。
私たちは常にこの二本の柱を胸に、
活動を続けてまいります。
株式会社八十八研究所
代表取締役社長 駿河かおり